皇居と周辺を久しぶり12キロ散歩
できた、行くたびに景色がかわる。
PHP のローカル開発環境として、現在は VSCode + XAMPP(または MAMP)の組み合わせが定番です。クラウドの課金を気にせず、手元のPC上で手軽にPHPを動かせます。
以前は Atom + XサーバーのFTP接続で開発していましたが、エディターは現在 VSCode(Visual Studio Code) が業界標準となっています。ローカルサーバーには XAMPP(Windows/Mac/Linux対応)または MAMP(Mac向けに使いやすい)が広く使われています。
1. VSCode のインストール
公式サイト からダウンロード。インストール後、拡張機能「PHP Intelephense」を追加すると補完・構文チェックが使えて便利です。
2. XAMPP のインストール(Windows / Linux)
Apache Friends 公式サイト からインストーラーを取得。インストール後、XAMPPコントロールパネルから Apache と MySQL を起動します。
PHPファイルは C:\xampp\htdocs\ 以下に置き、ブラウザで http://localhost/ にアクセスして動作確認します。
3. MAMP のインストール(Mac 推奨)
MAMP公式サイト からダウンロード。無料版でも Apache + PHP + MySQL が動作します。
起動後、ブラウザで http://localhost:8888/ にアクセスして確認できます。PHPファイルは /Applications/MAMP/htdocs/ 以下に配置します。
4. PHP の動作確認
htdocs フォルダに test.php を作成し、以下のコードを書いて保存します。
<?php phpinfo(); ?>
ブラウザで http://localhost/test.php を開き、PHPのバージョン情報が表示されれば成功です。
5. FileZilla で本番サーバーへアップロード
開発が完了したファイルをレンタルサーバーへ公開する際は、FileZilla を使います。ホスト名・ユーザー名・パスワード・ポート番号はレンタルサーバーの管理画面で確認してください。
〇 注意:リモートサーバー上のファイルを削除すると即時反映されます。操作前にバックアップを取る習慣をつけましょう。
Ctrl + Shift + P(Mac は Cmd + Shift + P)Ctrl + @Ctrl + BCtrl + Shift + X以前使っていた Atom はすでに開発終了(2022年12月)しています。移行がまだの場合は VSCode への乗り換えをおすすめします。
MAMP は手軽な反面、PHPバージョンの切り替えが有料版限定です。Homebrew を使えば、無料で複数バージョンを管理でき、本番サーバー(Linux/Apache)に近い構成で開発できます。ターミナル操作に慣れている方におすすめです。
⚠️ 注意:macOS のメジャーアップデート後は Apache や PHP の設定が壊れることがあります。アップデート前後にバックアップと動作確認を行う習慣をつけましょう。
Step 1. Homebrew のインストール
まだ入っていない場合は、ターミナルで以下を実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
インストール後、brew --version でバージョンが表示されれば成功です。
Step 2. Apache(httpd)のインストール
macOS には標準で Apache が入っていますが、Homebrew 版を使うことでバージョン管理が容易になります。
# macOS 標準 Apache を停止しておく sudo apachectl stop sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist 2>/dev/null # Homebrew 版 Apache をインストール brew install httpd
インストール後、以下で起動・自動起動を設定します。
brew services start httpd
ブラウザで http://localhost:8080/ を開き「It works!」と表示されれば成功です。
Step 3. PHP のインストールとバージョン切り替え
Homebrew で PHP をインストールします。複数バージョンを共存させることも可能です。
# 最新版 PHP をインストール brew install php # 特定バージョンを入れたい場合(例:PHP 8.2) brew install php@8.2 # バージョンを切り替える場合 brew unlink php && brew link --overwrite --force php@8.2
切り替え後は php -v でバージョンを確認します。
Step 4. Apache に PHP を組み込む
Apache の設定ファイルを編集します。設定ファイルは通常 /usr/local/etc/httpd/httpd.conf(Apple Silicon Mac の場合は /opt/homebrew/etc/httpd/httpd.conf)にあります。
# 設定ファイルをVSCodeで開く例 code /usr/local/etc/httpd/httpd.conf
以下の行を追加・変更します(PHP のパスはバージョンにより異なります)。
# PHP モジュールを読み込む(行を追加) LoadModule php_module /usr/local/opt/php/lib/httpd/modules/libphp.so # DirectoryIndex に index.php を追加 DirectoryIndex index.php index.html
設定変更後は Apache を再起動します。
brew services restart httpd
Step 5. 動作確認
ドキュメントルート(デフォルト:/usr/local/var/www/)に test.php を作成します。
<?php phpinfo(); ?>
ブラウザで http://localhost:8080/test.php を開き、PHP情報が表示されれば完了です。
| MAMP | Homebrew + Apache | |
|---|---|---|
| セットアップ | GUIで簡単 | ターミナル操作が必要 |
| PHPバージョン切替 | 有料版のみ自由 | 無料で自由に切替可 |
| 本番環境への近さ | △ | ◎(Linux/Apacheに近い) |
| 安定性 | 高い | OSアップデートに注意 |
| 対象 | 初〜中級者 | 中〜上級者 |